アイデア帳の目的
アイデア帳は、あなたのクリエイティブな思考を刺激し、新しいアイデアの発見に役立つ貴重な資源です。
デザインに取り組む際、あなたのアイデア帳は、インスピレーションを求める場所となります。また、自分の好きなものや、強化したいスキルに焦点を当てることで、個人的な成長と自己発見の旅にもなります。
アイデア帳の作り方
【用意するもの】
・ルーズリーフバインダー
・ルーズリーフ
・ルーズリーフ用クリアポケット
・のり
・はさみ
・付箋もしくはメモ
アイデアを収集しよう
街中で配布されているチラシやカタログ、オンラインで見つけた画像や撮影した写真など、あなたが興味を持ったものを集めます。
※オンラインで見つけたもの、撮影したものは、必ずプリントアウトします。これにより、デジタルのものも物理的な形でアイデア帳に追加できます。
整理とカテゴリー分け
収集したアイテムをテーマや用途ごとに分類します。
チラシやカタログなど、気に入った部分を見つけたら、その部分だけを切り取ります。
すべて気になる場合は、切り取らずそのまま残す。
アイテムを簡単に見つけられるように、バインダーの最初にインデックスページを作成すると良い
アイデア帳にまとめる(貼り付ける)
分類したアイテムをルーズリーフにまとめていきます。
切り取ったものは、のりなどでジャンルごとにまとめ貼り付けていきます。
メモ(付箋)記入
各アイテムに対して、なぜそれを選んだのか、どのようなアイデアやインスピレーションを得たのかをメモや付箋を貼り付けます。
可能な場合は、具体的な自分なりの分析(ターゲットは誰か、目的はなにかなど)をいれると効果的です。
更新と維持
アイデアやインスピレーションは常に変化しています。新しいトレンドが現れ、新たなデザインが生み出され、あなた自身の興味や焦点も時間と共に変わります。
それに合わせて、日々アイデア帳に定期的に新しいコンテンツを追加することが重要です。
街を歩いていて目に止まったもの、オンラインで見つけた興味深いデザインなど、刺激を受けたものはすぐにアイデア帳に加えましょう。
まとめ
- インデックスをつけてカテゴリーわけ
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デザインのアイデアは無限です。カテゴリー分けをしてインデックスを作成することで、後で探しやすくなります。例えば、「ロゴデザイン」や「見出し」など具体的なテーマごとに分けると良いでしょう。
- 更新頻度を自分で決め、常にアンテナを張る
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新しいアイデアやインスピレーションは日常の中に溢れています。一週間に一度、または毎日10分間など、自分のペースでアイデア帳に情報を追加していきましょう。
- 貼り付けれない場合は、アイデアを手書き(模写)
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直接的な素材や画像がない場合でも、模写を通じてアイデアをアイデア帳に残すことが大切です。これにより、デザインのセンスも鍛えられます。
- 貼り付けて終わりではなく、メモも残す
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素材や画像を貼り付けた際、その時の考えや感じたことをメモしておくと、後で見返したときにそのアイデアの背景やコンセプトを思い出しやすくなります。例えば、「〇〇のデザイン作成に使えそう」といったショートメモも大切です。全ページのチラシを保存する場合は、ポイントを付箋で示しましょう。
- ネットで見つけたものや撮影したものは、必ずプリントアウトして貼り付ける
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ネットで見つけた素晴らしいデザインや写真も、アイデア帳に取り入れるときは必ずプリントアウトして貼り付けること。画像をデジタルで保存するだけでは、後で忘れてしまったり、再度参照する機会が減少してしまいます。画像を保存して、満足してはいけません。