ペルソナ(Persona)とは
心理学の用語で、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した心理学用語です。
もともと古典劇で役者が使用する「仮面」を意味し、人間の「外的側面」「内側に潜む自分」がペルソナだと定義されています。ペルソナは、マーケティングの世界でよく使用され、この「仮面の自分」という考え方を発展させて「架空のユーザー像・人物モデル」という意味で使われるようになりました。
ペルソナとターゲットとの違い
ターゲットもペルソナも製品やサービスのユーザー層を表すものですが、最大の違いは両者の具体性にあります。
ターゲットが「同じ属性を持つユーザーのグループ」を表すものであるとすると、ペルソナはそうしたグループを代表する「一人の人物」を表すものだということができます。
年齢別区分の名称
ペルソナの注意点
身近にいそうな人物設定にする
「こういう人って身近にいるよね」と誰もが納得するタイプに設定するのがポイントです。
理想や思い込みを入れない
「こうであったらいいな」という潜在的な理想像にならないよう注意する。
ネガティブな内容を入れ、現実をしっかり分析することが大切。
わかりやすい人物設定にする
複雑になりすぎないように注意する。
必要でない要素は削除し、具体的かつわかりやすい人物にします。